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高山へのお得な切符は、この順番で検討するのがベスト
高山へのお得な切符をお探しなら、よりお得な手段を見落とさないために、おススメの検討方法をご紹介します。
切符より先に検討するべき「フリープラン」
高山へ行くのに、お得に行こうと思ったら、ふつうは格安切符を探すかもしれませんね。でも、まだフリープランを検討していないなら、ぜひ最初にチェックしてください。旅行会社が扱っているツアーの一種で、出発地~高山の往復切符と宿泊がセットになっています。
なんでフリープランが切符より先なのかというと、どんな格安切符よりお得になることも多いし、列車と宿をいっぺんに予約できて手っとり早いからです。
一応「ツアー」の一種なんですけど、「パックツアー」とは違って、乗る列車と宿以外は全部自由だし、他人といっしょに行動することも一切ありません。どこをどれだけ観光するかは自分次第だし、部活の遠征とか出張にも使えますね。
もちろんデメリットや要注意ポイントもあるので、まずはしっかり調べて、使った方が有利なのかどうか、じっくり検討してみましょう。
それでダメなら、高山へのお得切符
フリープランを見てみたけど、使えなかったとか、自分のケースだとお得にならない……っていう人のために、高山へのお得な切符をまとめてみました。
直接高山まで行けるお得切符は、名古屋周辺からしかありません。他のところから行くなら、名古屋までのお得切符と組み合わせるしかないですね。
名古屋から高山へ
名古屋から高山へは、「飛騨路フリーきっぷ」と「指定席特急回数券」という2タイプのお得切符がラインナップ。
「飛騨路フリーきっぷ」は、名古屋~飛騨エリア(下呂・高山・飛騨古川など)の特急の指定席往復切符と、エリア内の乗り 放題切符、さらに
- 奥飛騨温泉郷までのバスのフリー乗車券
- 白川郷までのバス往復切符
- タクシー券6,000円分
のどれか1つがセットになっています。奥飛騨温泉や白川郷まで行くなら、かなりおトクになりそうですね。
「指定席特急回数券」は、よくある6枚セットの回数券です。有効期間は3ヶ月。6枚っていうのがネックですよね。3人グループなら利用価値あるでしょうか。
その他のエリアから高山へ
首都圏や関西など、他のところから高山へ行くなら、これと新幹線のお得切符を組み合わせることになります。その時注意しなきゃいけないのは、「ふつうに切符を買うより高くなるケースがある」っていうこと。新幹線と特急を乗り継ぐと「乗り継ぎ割引」がきくんですけど、お得切符だとこれがないんです。
新幹線のお得切符といえば、定番はこれまた6枚セットの「新幹線回数券」。東海道山陽新幹線のほとんどの駅から使えます。
でも、回数券同士を組み合わせると、この「むしろ割高」のケースになっちゃいます。なので、新幹線回数券を使うなら、相方は「飛騨路フリーきっぷ」しかないですね。
関西から行くなら、「新幹線自由席用早特往復きっぷ」も使えます。これなら、特急「ひだ」の回数券とセットにしてもお得になります。そのかわり、名前のとおり自由席にしか乗れないのと、買えるのは乗る7日前までです。