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東京から高山へ電車で行くには?
東京から高山へ電車で行く方法と、おトクな手段をご紹介します。
東京から高山へは、まず新幹線で名古屋に向かって、特急「ひだ」に乗りかえて行きます。東京から高山まで、だいたい3時間20分~30分といったところです。
まずは新幹線で東京→名古屋の移動
高山は、東京から電車で行こうとすると、あまり行きやすいところじゃないですけど、東京から新幹線で名古屋へ→特急電車で高山へ……っていうのが一般的な行き方です。新幹線は本数が多くて便利ですけど、乗りかえる特急電車が1~2時間に1本しかないので、先にどの特急電車に乗るか決めて、それに合わせて新幹線を選ぶ感じになりますね。
東京駅の新幹線乗り場は、電車によって14~19番線のどれか。品川駅から乗るなら23・24番線、新横浜駅からなら3・4番線が乗り場です。のぞみに乗れば、東京から1時間40分くらいで名古屋到着。着いたら、特急「ひだ」が発車する11番線に移動します。
特急電車に乗りかえて高山へ
特急電車は、高山行き以外に飛騨古川行きと富山行きもありますけど、どの電車でも高山へ行けます。高山行き以外に乗るなら、乗り過ごさないように注意してください。
途中の岐阜で進行方向が変わったあと、少しすると右に木曽川が見えてきて、下呂まで1時間ほど渓谷美を楽しめる区間が続きます。温泉街・下呂を過ぎると、渓谷沿いを走ることは少なくなりますけど、山あいの風情を味わえるでしょう。
単線なので、ときどき反対列車を待ったりするし、スピード自体も遅いので、特急電車といいながら「のんびり走るなあ」っていう感じがします。ここはひとつ、「鉄道旅行を楽しむ」っていう気持ちで乗りたいところ。高山まで、2時間15分~35分くらいで着きます。
高山に着いたら
電車を降りて高山駅の改札を出ると、前に観光案内所、左にバスセンターがあります。高山駅のまわりは、ホテルを中心に宿が充実していて便利です。着いたらすぐ宿に荷物を預けて、身軽に観光できてありがたいですね。
一方、駅から離れたところにも宿がいくつかありますけど、たいてい送迎をやっています。事前にちゃんと確認しておいて、うまく活用したいところです。
高山に着いてまず観光するとか、駅前の宿に荷物を置いて観光を始めるなら、古い町並みが魅力の「さんまち」など中心街の見どころまでは歩いても十分行ける距離だし、バスセンターから「まちなみバス」に乗ってもいいでしょう。飛騨の里やまつりの森など、駅から遠いスポットへは、「さるぼぼバス」に乗ってください。
東京から高山へおトクに行くには?
東京から高山へ電車で行くなら、まずフリープランを検討してみてください。なぜかというと、格安切符をいろいろ探すよりずっとお得になることも多いし、手っとり早いからです。
フリープランというのは、旅行会社が売っていて、特急電車の指定席に乗れる往復切符と宿がセットになったものです。一応「ツアー」の一種なんですけど、「パックツアー」みたいに見るところも食事も時間も全部決まっているとか、他の人とゾロゾロ……なんてことは一切ありません。「参加者」は自分(たち)だけだし、決まっているのは電車と宿だけで、どこをどれだけ観光するかは自分次第。
もちろんいいところばかりじゃなくて、デメリットや気をつけるべきポイントもあります。まずはしっかり調べて、使った方が有利なのかどうか、じっくり検討してみましょう。
フリープランで泊まれる高山の宿一覧(日本旅行)
東京から高山へ行くのに使えるおトクな切符は?
もし「フリープランじゃ都合が悪い!」っていうなら、次に考えるのは格安切符。でも、そもそも、東京発高山行きっていう格安切符はありません。東京から高山へ電車で行くのに格安切符を使おうとすると、おトクになるのは
新幹線回数券+飛騨路フリーきっぷ
という組み合わせ1パターンに限られそうです。
東京からの新幹線には「新幹線回数券」を使うんですけど、6枚セットで3ヶ月間有効。なので、3ヶ月以内に何度か行きでもしない限り、実質3人グループ(または3の倍数の人数)でしか使えないことになりますね。
名古屋からは「飛騨路フリーきっぷ」を使います。
- 飛騨エリア(下呂・高山・飛騨古川あたり)までの特急電車の往復指定席切符
- 飛騨エリアの電車の乗り放題切符
- 奥飛騨温泉郷までのバスのフリー乗車券・白川郷までのバス往復切符・タクシー券6,000円分のどれか1つ
がセットになった格安切符です。1人用~4人用があって、人数が増えるほどおトク度がアップするんですけど、バスをフルに乗るなら1人でも割安だし、3~4人なら、高山まで往復するだけでも、ふつうに切符を買うよりおトクになります。
ただ、どっちの切符もお正月休みやゴールデンウィーク、お盆休みには使えません。